≪更新≫不妊ブログ目次(-2023/3:治療予後・その他編)
一般不妊編から分かれたカテゴリの一つ、治療予後編です。不妊治療の予後調査やがん・生殖医療、その他の妊娠・出産に関連する項目に関してもここに分類いたしました。日本産科婦人科学会の2020年のデータより、生殖補助医療(ART)で出産された児の数は60,341人となり、全出生児の13人に1人がART児ということになります。昨年から開始した保険適用化もふまえ、ますます珍しいことではなくなり、年々ARTによる出生児数は増加しています。治療予後の調査データは今後、更に蓄積されていくと思いますので、これから治療を考えている方、治療中のみなさまのお役に立てるよう発信して参ります。
不妊治療の予後調査
周産期予後
- 高齢妊娠の周産期予後(論文紹介:国内データ)
- 一般不妊治療群と体外受精治療群の周産期予後について(国内の報告をふまえて:2020年11月現在)
- vanishing twin(多胎妊娠確認後、胎児がなくなってしまうこと)の周産期予後(論文紹介)
- 妊娠時の妊娠黄体の有無が妊娠高血圧症候群と関連する(論文紹介)update!
体外受精の影響
- ICSIで妊娠した子供は染色体異常がふえるの?(論文紹介)
- 体外受精治療が自然妊娠にくらべて上がる合併症は?(論文紹介)
- 体外受精が周産期予後に及ぼす影響について(エコチル調査)
- 体外受精妊娠における精神発達の評価(エコチル調査)
- 体外受精患者の死産に対するメタアナリシス(論文紹介)
- 体外受精によるbirth defects(論文紹介:その1)
- 体外受精によるbirth defects(論文紹介:その2)
- 新鮮胚胚盤胞移植の周産期合併症リスク(論文紹介)
- 本邦における凍結融解胚移植の周産期予後
- 凍結融解胚移植による周産期合併症について
- 排卵周期とホルモン補充周期の凍結融解胚移植による周産期合併症の違い(論文紹介:その2)
- 体外受精を行うと胎盤病理はどう変化する?(論文紹介)
- 胚盤胞グレードで胎盤病理が変わる?(レトロスペクティブコホート2023)update!
- 着床前検査は妊娠時のHCGの低下や周産期予後に影響を与えるの?(論文紹介)
- 着床前検査(TE生検)後妊娠の周産期予後(論文紹介)update!
- 着床前検査は、周産期予後や幼児期の健康に悪影響があるの?(論文紹介)update!
- 国内での生殖補助医療児の長期予後について
- 体外受精妊娠の子供の成長パターンは?(論文紹介:ノルウェー)
- 体外受精妊娠の子供の成長パターンは?(論文紹介:メタアナリシス)
- LGA児のリスク因子(論文紹介)update!
- 一卵性多胎(体外受精)のリスク因子(論文紹介)update!
がんと生殖医療
総論
- がん・生殖医療(妊孕能温存)とは
- 不妊治療とがんの関係(論文報告)
- 流産後・出産後すぐに卵巣刺激をすると採卵は可能(がん・生殖報告)
- 小児がん患者の妊孕性に対する不安(レトロスペクティブレビュー 2022)update!
- 若年がんサバイバーの治療後、妊活を始める方の特徴(オンライン調査 2023)update!
乳がん
- BRCA1/2遺伝子に病原性変異は不妊治療で乳がんリスクが上がる?(論文紹介)
- 早期乳がん化学療法中の卵巣保護目的GnRHa薬の再発リスクは?(論文紹介)
- ホルモンレセプター陽性乳がん女性は妊娠後、生存期間や再発期間に影響をあたえる?(論文紹介)
- 抗HER2ヒトモノクロナール抗体(分子標的薬)治療後は妊娠予後を悪化させる?(論文紹介)
- 乳がんサバイバーの妊娠への影響(論文紹介)
- 乳がん治療後妊娠の周産期予後と胎児への影響(メタアナリシス2021)update!
- 妊孕性温存治療(乳がん患者)をしても長期予後に影響しない(レトロスペクティブコホート2023)update!
子宮頸がん
妊娠・出産に関連する項目
- 妊娠中の吐き気・嘔吐(つわり)の一般的な対処法
- 妊娠悪阻(つわり)は再発する?(論文紹介)
- 次の妊娠までどれくらい間隔をあけたらいいの?
- 妊娠中に授乳していいの?
- 分娩後のピルなどはいつから内服していいの?
- 妊娠前後のリスク因子は妊娠初期胎児発育に影響する?(論文紹介)
- 妊娠後骨粗鬆症の特徴
妊娠と社会
卵子凍結
クリニックの運営・環境
文責:石川恵(事務長)
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。
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