診療科・部門紹介 呼吸器内科
診療内容
(お知らせ)2024.3.27:呼吸器内科「非結核性抗酸菌症専門外来」を開設
当院の呼吸器内科は、南房総の呼吸器診療における基幹施設の役割を担いますが、千葉県内はもとより神奈川県や東京都心を中心に関東圏からも数多くの患者さまが来院されます。
亀田クリニックでの外来診療は、月から土曜までの午前に行っています。外来診療の特色としましては当科の全医師が全ての呼吸器疾患の診療を行っていることが挙げられます。また、予防的見地から禁煙外来を併設、インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルス、RSウイルスなどワクチンの予防接種を積極的に推奨しています。呼吸器疾患の気管支喘息やCOPDにおいても服薬指導と薬の管理を薬剤師と連携し行っています。さらに肺癌の化学療法は可能な限り外来化学療法センターに集約し治療を行っています。地域周辺施設とも診療連携を密に行い、セカンドオピニオンも積極的に受けつけています。
亀田総合病院に入院される患者さまの背景は、原発性肺癌、細菌性肺炎、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、肺非結核性抗酸菌症、気胸、睡眠時無呼吸症候群が多くを占めています。主治医を中心とした質の高いチーム医療により診断と治療を行っています。
各疾患・検査における診療の特徴
[肺癌]
原発性肺癌を主とした胸部悪性腫瘍の診療は、呼吸器外科・腫瘍内科・放射線治療部・がん認定看護師と合同にてカンファレンスを週1回行い、継続的に連携したチーム医療を実践しています。積極的な肺癌の原因遺伝子の検索を施行し、テーラーメイド医療を施行しております。さらに積極的に情報収集をしておりますので、最新の治療が提供できるよう努めております。
[間質性肺炎]
間質性肺炎は、指定難病の特発性肺線維症をはじめ複数の疾患がありますが、それらには当科のみならず、呼吸器外科・放射線科・病理診断科・リハビリテーション部門・リウマチ膠原病内科と連携し、診断精度を高めるよう努めながら治療を行っています。また新薬の治験も行っております。伊藤部長が間質性肺炎専門外来を開設しております。
[気管支喘息・COPD]
気管支喘息については、特に重症例においては積極的に生物学的製剤を導入しております。またスギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎合併患者様には、舌下免疫療法によるアレルゲン症状の緩和を目指した治療も行っております。COPD疾患の患者さまには、包括的呼吸リハビリテーションも行っております。喘息、COPDに関する新薬の治験も行っています。
[肺炎・肺非結核性抗酸菌症・気管支拡張症・肺アスペルギルス症]
肺炎など呼吸器感染症については、最新のエビデンスに基づいた治療を行っています。肺非結核性抗酸菌症については、治験や吸入抗菌薬など最新の治療を行っております。中島主任部長が肺非結核性抗酸菌症の専門外来を開設しております。気管支拡張症についても専門性の高い診療を行っています。非結核性抗酸菌症、気管支拡張症に関して新薬の治験も行っています。
[気管支鏡検査]
呼吸器疾患診断の根幹となる呼吸器内視鏡検査(気管支鏡検査)にも継続的に力を入れており、局所麻酔下胸腔鏡、光線力学的治療(Photodynamic therapy; PDT)など最新の診断・治療手技を導入してきました。気管支鏡検査数は、国内でもトップクラスであり、患者様に苦痛のないようにしながら、質の高い検査を行っております。間質性肺炎に対するクライオ生検も行っております。クライオ生検では、質の高い組織を採取でき、間質性肺炎を中心に、正確な診断・治療ができます。
咳や息切れなどの呼吸器関係の症状がある方や既に呼吸器疾患をお持ちで、最新の診断と治療をご希望の方は、ぜひ当科を受診下さい。様々な治験にも随時参加しております。
呼吸器内科【呼吸器道場】 では、医師向けに臨床医学情報を発信しています。
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当院の呼吸器内科は、南房総の呼吸器診療における基幹施設の役割を担いますが、千葉県内はもとより神奈川県や東京都心を中心に関東圏からも数多くの患者さまが来院されます。
亀田クリニックでの外来診療は、月から土曜までの午前に行っています。外来診療の特色としましては当科の全医師が全ての呼吸器疾患の診療を行っていることが挙げられます。また、予防的見地から禁煙外来を併設、インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルス、RSウイルスなどワクチンの予防接種を積極的に推奨しています。呼吸器疾患の気管支喘息やCOPDにおいても服薬指導と薬の管理を薬剤師と連携し行っています。さらに肺癌の化学療法は可能な限り外来化学療法センターに集約し治療を行っています。地域周辺施設とも診療連携を密に行い、セカンドオピニオンも積極的に受けつけています。
亀田総合病院に入院される患者さまの背景は、原発性肺癌、細菌性肺炎、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、肺非結核性抗酸菌症、気胸、睡眠時無呼吸症候群が多くを占めています。主治医を中心とした質の高いチーム医療により診断と治療を行っています。
各疾患・検査における診療の特徴
[肺癌]
原発性肺癌を主とした胸部悪性腫瘍の診療は、呼吸器外科・腫瘍内科・放射線治療部・がん認定看護師と合同にてカンファレンスを週1回行い、継続的に連携したチーム医療を実践しています。積極的な肺癌の原因遺伝子の検索を施行し、テーラーメイド医療を施行しております。さらに積極的に情報収集をしておりますので、最新の治療が提供できるよう努めております。
[間質性肺炎]
間質性肺炎は、指定難病の特発性肺線維症をはじめ複数の疾患がありますが、それらには当科のみならず、呼吸器外科・放射線科・病理診断科・リハビリテーション部門・リウマチ膠原病内科と連携し、診断精度を高めるよう努めながら治療を行っています。また新薬の治験も行っております。伊藤部長が間質性肺炎専門外来を開設しております。
[気管支喘息・COPD]
気管支喘息については、特に重症例においては積極的に生物学的製剤を導入しております。またスギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎合併患者様には、舌下免疫療法によるアレルゲン症状の緩和を目指した治療も行っております。COPD疾患の患者さまには、包括的呼吸リハビリテーションも行っております。喘息、COPDに関する新薬の治験も行っています。
[肺炎・肺非結核性抗酸菌症・気管支拡張症・肺アスペルギルス症]
肺炎など呼吸器感染症については、最新のエビデンスに基づいた治療を行っています。肺非結核性抗酸菌症については、治験や吸入抗菌薬など最新の治療を行っております。中島主任部長が肺非結核性抗酸菌症の専門外来を開設しております。気管支拡張症についても専門性の高い診療を行っています。非結核性抗酸菌症、気管支拡張症に関して新薬の治験も行っています。
[気管支鏡検査]
呼吸器疾患診断の根幹となる呼吸器内視鏡検査(気管支鏡検査)にも継続的に力を入れており、局所麻酔下胸腔鏡、光線力学的治療(Photodynamic therapy; PDT)など最新の診断・治療手技を導入してきました。気管支鏡検査数は、国内でもトップクラスであり、患者様に苦痛のないようにしながら、質の高い検査を行っております。間質性肺炎に対するクライオ生検も行っております。クライオ生検では、質の高い組織を採取でき、間質性肺炎を中心に、正確な診断・治療ができます。
咳や息切れなどの呼吸器関係の症状がある方や既に呼吸器疾患をお持ちで、最新の診断と治療をご希望の方は、ぜひ当科を受診下さい。様々な治験にも随時参加しております。
(2025.1.8 更新:文責 呼吸器内科主任部長 中島 啓)
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診療関連トピックス
対象疾患
呼吸器疾患の対象は特定の分野に特化せず全般に亘ります。
原発性肺癌、呼吸器感染症、気管支喘息、COPD、間質性肺疾患、アレルギー性肺疾患、職業性肺疾患、気胸をはじめとする様々な胸膜疾患、睡眠時無呼吸症候群などの異常呼吸、呼吸管理など全てに対して診療を行っています。
原発性肺癌、呼吸器感染症、気管支喘息、COPD、間質性肺疾患、アレルギー性肺疾患、職業性肺疾患、気胸をはじめとする様々な胸膜疾患、睡眠時無呼吸症候群などの異常呼吸、呼吸管理など全てに対して診療を行っています。
診療実績
述べ入院患者数 | 19,383 |
入院患者の平均在院日数 | 15.3 |
新規の肺癌患者数 | 326 |
化学療法を試行したのべ肺癌患者数 | 1,489 |
延べ外来患者数 | 29,156 |
- 疾患別症例数(2023年度実績)
-
入院患者数 肺癌 542 間質性疾患肺炎 177 肺炎 99 睡眠時無呼吸症候群 75 慢性閉塞性肺疾患 36 肺・縦隔の感染、膿瘍 36 気胸 32 誤嚥性肺炎 17 気道出血 17 肺非結核性抗酸菌症 15 気管支喘息 12 肺結核 8 全身性自己免疫性疾患 7 その他 142 計 1,215
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