診療科・部門紹介 腫瘍外科

診療内容

腫瘍外科としての外科的側面は、病気の性質上、一つの臓器を超えた治療がしばしば必要となるため、消化器、呼吸器の外科はもちろん、泌尿器科(腎尿路系)、心臓血管外科(血管系)、整形外科(骨や筋肉)、婦人科(子宮や卵巣)、形成外科(皮膚や筋肉の欠損)などの各臓器の専門チームと密接に連携し、治療方針や手術・治療を行っております。
 
内科的側面として、病気を根本的に治すことを目的に手術を行いますが、中には手術で治せない段階も多くあります。こうした場合は、薬物治療や放射線治療を可能とするため、食事摂取を可能にしたり、苦痛を取り除くための温存手術も行っております。
病気の経過や治療の全体像の中の一部分として外科治療を位置づけ、腫瘍内科、肉腫科と連携し、治療方針を検討します。

診療関連トピックス

対象疾患

軟部肉腫を中心とする難治性腫瘍、転移・再発の悪性腫瘍、局所進行がん

診療実績

2019年11月設置の診療科です。


 
  2021年* 2022年**
肉腫手術件数 86 96
*2021年 = 2021年01月~2021年12月
**2022年 = 2022年01月~2022年12月
 

組織型別
  2021年* 2022年**
平滑筋肉腫(子宮原発、多くは初回
手術後の再発)
40 29
平滑筋肉腫(子宮原発以外 下大静脈、
腸間膜、腸壁、後腹膜、胃など)
4 9
脂肪肉腫(後腹膜原発) 31 37
脂肪肉腫(後腹膜以外の原発 精索など) 1 0
子宮内膜間質肉腫 3 3
子宮がん肉腫 1 3
腺肉腫 2 1
消化管間質腫瘍(GIST) 1 4
未分化多形肉腫 1 3
悪性孤立性線維性腫瘍 1 3
悪性神経鞘腫 1 0
滑膜肉腫 0 1
その他 0 3
*2021年 = 2021年01月~2021年12月
**2022年 = 2022年01月~2022年12月

術式別
  2021年* 2022年**
単純腫瘍切除 28 39
     
臓器合併切除あり    
1 2
十二指腸 0 2
小腸 26 19
結腸 9 20
直腸低位前方切除 7 3
人工肛門(ハルトマン手術) 2 1
膀胱や尿管の部分切除 骨盤内臓全摘含まず 13 11
骨盤内臓全摘術 4 1
3 3
1 0
胆嚢 2 5
4 2
虫垂 3 0
下大静脈 1 3
3 0
椎弓 1 0
子宮 1 2
卵巣 1 5
横隔膜 3 3
*2021年 = 2021年01月~2021年12月
**2022年 = 2022年01月~2022年12月
(2022年実績)

担当医表

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担当医表

スタッフ紹介

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