診療科・部門紹介 脳神経内科(脳神経センター)

診療内容

脳神経内科とは?
脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉に関わる幅広い症状や疾患を診療する科です。意識や運動、感覚、記憶など、日常生活に密接に関わる問題に対応し、全身を診る視点を持った診療科として重要な役割を果たしています。

私たちの取り組み
脳神経内科では、早期診断と適切な治療を通じて、患者さんの健康を支えることを目指しています。他診療科との連携や、専門的な診療を提供し、患者さん一人ひとりに寄り添った医療を心がけています。
 
(更新日:2024.12)

診療関連トピックス

対象疾患


脳神経内科の対象疾患
これらの症状は、以下のような疾患に関連している場合があります。
• 脳卒中(脳梗塞・脳出血など)
• 認知症(アルツハイマー病など)
• てんかん
• 片頭痛
• パーキンソン病や関連疾患
• 各種神経難病(ALS、筋萎縮性側索硬化症など)
• 脳炎・髄膜炎
• 脊髄疾患
• 免疫性神経筋疾患(ギラン・バレー症候群、多発性硬化症など)
• 内科疾患や薬物治療に伴う神経症状

以下では、症状に応じて「救急外来」または「一般外来」にかかるべきケースを説明します。
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救急外来を受診すべき症状
次のような場合は、速やかに救急外来をご受診ください。放置すると生命に関わる可能性や、後遺症を残すリスクが高い状況です。
• 急激な意識障害(突然意識を失う、呼びかけに反応しない)
• けいれん発作(初めてのけいれん、または発作が止まらない)
• 急激で強い頭痛(特に今まで経験したことのない激しい頭痛)
• 片側の麻痺やしびれが急に起こった
• 突然の視力障害や視野欠損
• 激しいめまいを伴う嘔吐や歩行困難
• 発熱を伴う意識混濁や頭痛(脳炎や髄膜炎の疑い)
• 外傷後の神経症状(頭部を打った後の意識障害、手足の麻痺など)
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一般外来を受診すべき症状
急を要しないが、早期の診断や治療が必要な場合には、一般外来をご受診ください。
• 慢性的な頭痛や頻繁に起こる片頭痛
• 手足のしびれや震えが続く
• 筋力低下や動きづらさ
• ふらつきや軽度のめまい
• 物忘れや認知機能の低下
• ゆっくり進行する言動の変化や異常行動
• てんかんで治療中だが新たな症状がある場合
• 慢性的な病気(パーキンソン病、神経難病など)の相談や治療継続
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迷った場合には
症状が「救急か一般外来か分からない」という場合でも、まずは医療機関にご相談ください。迅速な判断と対応が必要なケースも多いため、不安な場合は迷わず救急外来を受診することをおすすめします。

診療実績

外来延べ患者数 27,872人
入院延べ患者数 16,132人
(2023年度実績)
 
疾患別症例数(2023年度実績)
  件数
その他の破傷風 2
その他の敗血症 2
中枢神経系の非定型ウイルス感染症 3
帯状疱疹[帯状ヘルペス] 2
その他の体液,電解質及び酸塩基平衡障害 4
詳細不明の認知症 2
脊髄性筋萎縮症及び関連症候群 13
パーキンソン<Parkinson>病 35
基底核のその他の変性疾患 5
他に分類される疾患における神経系のその他の変性障害 2
多発性硬化症 5
その他の急性播種性脱髄疾患 4
てんかん 22
てんかん重積(状態) 16
一過性脳虚血発作及び関連症候群 18
睡眠障害 3
炎症性多発(性)ニューロパチ<シ>ー 8
その他の多発(性)ニューロパチ<シ>ー 2
重症筋無力症及びその他の神経筋障害 11
原発性筋障害 4
その他のミオパチ<シ>ー 4
自律神経系の障害 3
水頭症 4
その他の脊髄疾患 4
心不全 2
脳内出血 3
脳梗塞 282
その他の脳血管疾患 3
その他の動脈瘤及び解離 2
細菌性肺炎,他に分類されないもの 2
固形物及び液状物による肺臓炎 9
急性尿細管間質性腎炎 3
尿路系のその他の障害 2
コロナウイルス感染症2019 4
その他 39
合計 529

担当医表

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担当医表

スタッフ紹介

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