診療科・部門紹介 肥満症外来

診療内容

合併症も体重も。多職種チームが一緒にサポートする肥満症外来です。

高血圧や脂肪肝などの合併症もまとめて確認し、悪循環の改善を目指します

※治療の基本は生活・行動の見直しです。必要な方には薬物治療の併用を検討します。手術はごく一部の方が対象です。
※内容は一般的な説明です。診断・治療は診察結果によって異なります。
※自費診療は行っていません。保険診療の範囲で対応します。

予約・お問い合わせ

亀田クリニック予約センター(受付 8:00〜17:00/第3土曜・日曜・祝日を除く)
04-7099-1111
 

外来が大切にしていること

・続けやすい生活プランを一緒につくる(食事・運動・行動の整え方をサポート)
・適応を満たす方には薬物治療の併用を検討し、用量調整と副作用の確認を外来で実施
・血圧・血糖・脂質・脂肪肝などの合併症を横断的に評価

肥満症とは

体脂肪が多い状態が続くと、心臓や血管の病気、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、脂肪肝などのリスクが高まる慢性の病気です。日本ではBMIが25以上を「肥満」と呼び、合併症がある場合に治療介入が推奨されます。体重を5〜10%減らすだけでも、健康指標の改善が期待できるとされています。

BMIチェック:外部サイト(当院の管理外)に移動します。入力された情報は当院では取得しません。
BMI簡易ツールを開く
 

受診をご検討ください

・BMIが25以上、またはBMIが25未満でも内臓脂肪が多いと言われた方
・検診で血圧・血糖・脂質の異常、脂肪肝を指摘された方
・生活習慣を見直しても体重が減りにくい、リバウンドを繰り返す方
・将来の心臓や血管の病気が心配な方
BMI=体重(kg) ÷ 身長(m)²。まずは体重5〜10%の減量を一緒に目指します。

初診ではこんなことを行います


・身長・体重・BMI・腹囲などの測定
・血液検査(血糖・脂質・肝機能など)
・食事・運動・ストレスなど生活についての聞き取り
・必要に応じて画像検査などで内臓脂肪や合併症を確認

治療の進め方


目的:健康リスクの軽減とリバウンド予防。
生活・行動の見直し(基本)
・食事:必要なエネルギー量に調整し、たんぱく質を確保。甘い飲み物を減らし、脂質の種類にも配慮
・運動:週150分を目標に、体力や関節の状態に合わせて有酸素運動と筋トレを組み合わせ
・行動:記録の習慣化、夜間の間食などトリガー対策、小さな目標設定を支援

薬物治療(条件を満たす方に併用を検討)

GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬など。少ない用量から段階的に調整し、副作用を確認しながら使用します。美容目的のみの処方は行っていません。適応・費用・保険適用は診察時に個別にご説明します。

手術(当院では実施していません)

高度肥満など厳格な条件で検討し、必要な場合は対応可能な医療機関をご紹介します。

受診の流れ

初診:体の計測、血液検査、合併症のチェック、生活や服薬の確認
計画づくり:生活・行動プランを作成し、薬物治療の適応を検討
効果判定:体重・腹囲・血圧・血糖などをモニタリングし、必要に応じて調整
目標:まずは体重5〜10%の減量。その後、維持プランを作成

よくあるご質問

Q:薬は誰でも使えますか?
A:条件を満たした方が対象です。診察で適応を確認し、少ない用量から効果と副作用を確認しながら調整します。
Q:手術は必要ですか?
A:当院では手術を行っていません。必要と判断された場合は、対応可能な医療機関をご紹介します。
Q:通院が続けられるか心配です。
A:生活リズムに合わせて通院間隔を調整します。自己注射が必要な場合は外来で操作を練習できます。
 

注意事項

・ここで紹介する内容は一般的な説明です。診断・治療は、診察での評価にもとづきます。
・結果を保証する表現や体験談は掲載していません。
・薬の種類・使い方・副作用・費用・保険適用は、診察時に医師がご説明します。
・自費診療は行っていません。

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