お知らせ 夏休み特別企画 手術センターで中高生の体験学習

将来を担う中高生に医療の仕事をもっと身近に感じてもらおうと、「手術センター体験学習~見る 知る 学ぶ~」が7月29日(月)午前・午後の2回にわたって初開催されました。鴨川市内3校の中学3年生6名と県立大多喜高等学校の3年生3名の計9名が参加し、さまざまな医療体験を通じて医療の仕事への理解を深めました。
今回の体験学習の舞台は病院の心臓部とも言える周術期管理センター(以下、手術センター)。地域の基幹病院として超急性期医療を担う亀田総合病院では、毎日40件もの手術が行なわれており、さまざまな職種が術前・術中・術後を通して、手術が安全かつ円滑に進むよう専門性を活かしつつ働いています。
手術着に着替えた参加者はオリエンテーション後、感染対策の基本である「手洗い」から実習をスタート。

その後、2班に分かれてシミュレータなどを用いた医療体験を行いました。
手術室内では手術室看護師が日頃行っている器械出し体験や、気管挿管と換気の介助体験、心臓マッサージなどを順番に実習。またシミュレーションセンターでは手術支援ロボット「ダヴィンチ」や腹腔鏡手術のシミュレーチームワークの大切さを学びました。参加生徒からは「医療に興味を持てた」「とても興味深く楽しかった」「いろいろ体験学習ができてよかった」などの感想が聞かれました。

すべての実習を終えた生徒たちに、植田健一周術期管理センター長は「手術というと外科医のイメージが強いが、実際はさまざまな職種が専門性を活かして働いている。そのなかにはきっと皆さんそれぞれにあった仕事があるはず」と医療の仕事の多様さを紹介。赤穂海香師長から体験認定証が授与され、約2時間の体験学習はあっという間に終了となりました。
なお、手術センターの体験学習は8月23日(金)にも鴨川中学校から2年生15名の参加が予定されており、今後も当院では継続して中高生への体験学習の機会などを設けていく予定です。

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