院長挨拶

こんにちは。亀田リハビリテーション病院のホームページへお越しいただき、ありがとうございます。2024年6月22日より院長を務めさせていただいております、下地尚です。私はこれまで整形外科のなかでも、骨軟部腫瘍外科医として第一線で治療に携わってきました。とりわけ稀な腫瘍であり、診断や治療においてより臨床的経験が求められる分野でもあり、これまで培ってきた経験をもとに罹患された患者様への治療に努めてまいりました。

亀田リハビリテーション病院は、2004年6月の開院以来、南房総地域における回復期リハビリテーション医療の要として、多くの患者さまの回復を支えてまいりました。そして本年、開院20周年という節目を迎えることができました。この記念すべきタイミングで院長という重責を担うことになり、その責任の大きさを痛感すると共に、これからの新たなステージに向けた決意を新たにしております。

当院の強みは、亀田総合病院や亀田クリニックとの密接な連携により、全ての治療フェーズにおいて質の高い医療を提供できることです。患者さまの安全で効果的な機能回復を目指し、疾患管理から個別訓練、栄養管理、生活機能向上のための看護とケアまで、包括的な支援を行っています。

しかし、当院が目指すのは、単なる医療提供だけではありません。スタッフが安心して働き続けられる環境を整え、成長と自己実現を追求できる病院を再構築することも重要な柱としています。スタッフ一人ひとりが心から満足し、自信を持って患者さまに接することができる職場環境を作ることで、より質の高いリハビリテーション医療が実現できると信じています。

これからも、患者さまの笑顔と信頼を第一に考え、スタッフと共に地域医療の発展に貢献してまいります。20周年を迎えた今、新たなステージに向けた私たちの挑戦に、どうぞご期待ください。

2024年6月22日
亀田リハビリテーション病院 院長 下地尚