病院情報 高次脳障害支援拠点機関

当院は千葉県高次脳機能障害支援拠点病院として高次脳機能障害を有する当事者、ご家族さま様、関係者の方々への支援を行う専門機関です。
高次脳機能障害とは、脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管障害や、事故などによる脳外傷、心肺停止による低酸素脳症などで脳を損傷し、「怒りっぽくなった(易怒性)」「物覚えが悪くなった(記憶障害)」「生活動作の手順が上手く出来ない(遂行機能障害)」など、目には見えない症状のことを言います。これらの症状は日常生活において困ったことが起こります。これらの困った症状でもちょっとした工夫によって、日々の生活は暮らしやすくなります。
その工夫や過ごしやすい生活の仕方を一緒に見付けることや、困りごとの相談を請け負う専門の機関として当院では相談業務を承っています。

支援拠点における業務内容

相談支援業務

支援を必要とする高次脳機能障害者の社会復帰のための相談支援、地域の関係機関との調整等を行います。

普及・啓発事業

高次脳機能障害の正しい理解を普及促進するため、地域の実態の把握、関係機関の連携確保、事業の実施状況の分析、効果的な支援手法、普及啓発方法等について、総合的な検討を行います。また、講演やシンポジウムの開催や普及・啓発活動を行います。

研修事業

市町村職員、支援拠点機関職員、福祉事業者等に対し、高次脳機能障害の支援手法等に関する研修や関係者の資質の向上や支援体制の確立を図ります。

当院での家族会の様子
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