人間ドック 大腸CT検査 よくあるご質問

大腸CT検査をうけるとどんな病気がわかりますか?
大腸ポリープや大腸腫瘍(がんなど)などの大腸の病気が分かります。
検査に予約は必要ですか?
必ず予約が必要です。電話の予約が可能です。
当クリニックでは、人間ドックとして受け付けております。保険診療の外来では行っておりませんので、どうぞご了承ください(2013年5月現在)。
新しい検査法ですので、必ず説明書と同意書をよく読んでご理解ください。
検査前に薬をきちんと飲みましたが、便がまだ残っているようです。便が全部出ていなくても検査ができますか?
便は残ってない方が診断がしやすいですが、4回程度排便があれば完全に出ていなくても大丈夫です。
検査前に飲んでいただいた水溶性造影剤というお薬は、便とよく混じる性質があるため、通常は便とポリープの識別が可能となります。
普段から便秘気味です。検査の前に飲む下剤が効くかどうか心配です。
下剤は便秘の方には効きにくい傾向にありますが、内視鏡検査と異なり便を完全に出す必要性はありません。前処置のお薬にある水溶性造影剤をきちんと飲んでいただければ、便とポリープの区別が可能となり、大腸CT検査で診断することは原則として可能です。
ただし、前処置を開始してから検査までの間に1回も便が出なかった場合には、医療スタッフ(医師、看護師、診療放射線技師)にお知らせください。
忙しいのですが、検査前のお薬は飲まなければいけませんか?
お薬をきちんと飲んでいただかないと、正確な検査ができなくなります。
この場合、便がポリープのように見えてしまうため(偽陽性と言います)、精度が下がります。
最近、CT検査(あるいはPET検査)を受けました。今回、大腸CT検査を受けても大丈夫ですか?
当クリニックでは新しい撮影装置と撮影方法を用いて、人間ドック全ての大腸CT検査に対してX線被ばくの量を最大限少なくする工夫を取り入れた超低線量撮影を実施します。ただし、検査の間隔、前回の撮影部位や方法などを考慮する必要がある場合がありますので、医師にご相談ください。
肛門が痛いのですが(あるいは痔があるのですが)、大腸CT検査を受けることは可能ですか?
お尻から細いチューブを入れて検査をしますが、ゼリーを十分につけますので安全に検査をすることが可能です。
ただし、直腸脱や重度の内痔核をお持ちの場合は検査が難しい場合があります。
肛門に自覚症状がある方は、事前に医師にご相談ください。
大腸CT検査の間および検査後、お腹が少し張ると聞きました。この腹満感は短時間で治りますか?
大腸CT検査では、お尻から炭酸ガスを入れて大腸を膨らませる必要があります。
このため、撮影の間(10分程度)は腹満感があります。
当院では、注入するガスに炭酸ガスを使用しています。
炭酸ガスは、空気に比べて100倍以上の速さで吸収されますので、検査が終了して数分もすると腹満感は急速に減少します。
炭酸ガスは腹腔鏡手術や内視鏡手術などで一般的に用いられているガスで、安全性が高いものです。
ただし、腹満感が継続する場合には、医療スタッフ(医師、看護師、診療放射線技師)にお知らせください。
大腸CT検査で肛門も診断できますか?
大腸CT検査は大腸ポリープを見つけるのは得意ですが、肛門疾患の診断は苦手です。
肛門の診断を希望される方は、外科や直腸肛門外来を受診してください。
大腸CT検査で異常が見つかったときはどうすればいいですか?
検査結果報告書に、その旨を記載いたします。
報告書がお手元に届き次第、必ず検査結果報告書をよく読んでください。
精密検査や治療が必要とされた場合は、検査結果報告書をお持ちのうえ、当クリニックなどの医療機関を受診してください。
緊急性を要する場合などは、検査結果報告書が届く前に、直接お電話を差し上げる場合もあります。
大腸CT検査のあと、すぐに日常生活はできますか?
大腸CT検査では、鎮静剤を使用いたしません。
このため通常は、検査後すぐにご帰宅されて、日常生活にもどることが可能です。
ただし、検査当日は運動や肉体労働など、お体に負担になることは避けてください。
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