診療科・部門紹介 ウロギネ・女性排尿機能外来

診療内容

最新トピック
骨盤臓器脱や排尿のトラブルなどでお悩みの女性のためのウロギネ専門医による無料電話相談を開始します!
骨盤臓器脱に対するロボット支援下手術
骨盤臓器脱に対してお腹に傷がないV-NOTES手術
腟の違和感、軽度の尿もれに対するレーザー治療
薬の効かない頻尿、尿もれに対するボトックス療法と仙骨神経刺激療法
オンライン診療を行っています
当院では膀胱膣瘻の専門治療を行なっております

ウロギネって何なの?
まだまだあまり知られていない言葉「ウロギネ」について解説します。ウロギネとは、ウロギネコロジー(Urogynecology)の略で、ウロ(Urology泌尿器科)とギネ(Gynecology 婦人科)を合わせた造語です。泌尿器科と産婦人科の境界領域にある病気を治療する診療科です。子宮脱、膀胱脱、直腸瘤などの骨盤臓器脱および尿失禁、頻尿、夜間頻尿などの排尿のトラブル、便失禁や直腸脱などの排便のトラブル、さらに下腹部痛、腟の違和感など、女性のデリケートゾーンのお悩み全般を対象としています。そうです、ウロギネとは女性のいわゆるシモの領域を専門とする幅の広い診療科なのです。



ウロギネ・女性排尿機能センターはどのような人が来るのですか?
女性のデリケートゾーンのお悩みはどこで相談するのか?以前このような悩みの多くは産婦人科を受診するケースがほとんどでした。しかし、産婦人科では「うーん、うちではないなあ…、泌尿器科にいってみたら…」などといわれることも少なくなく、次に泌尿器科を受診すると「これは、婦人科じゃないかなあ…」などといわれ、どちらの診療科にいくのかわからないという悩みも多くありました。欧米では古くからウロギネセンターありましたが日本にはほとんどそのような専門センターなく、これらに悩む多くの女性は、どこを受診するのかという悩みで苦しんできました。また、薬で効かないような難治性の頻尿や残尿感、繰り返す膀胱炎も「どこに受診すればいいの?」と悩む方も多いです。一般的には泌尿器科ですが、なんとなく男性が行くイメージで抵抗のある女性も多いかもしれません。また、「病院へ行ってみたけど改善しなかった」という声もよくあります。すべての病院で女性の排尿トラブルを専門的な治療を行っているわけではないためです。このように女性のデリケートゾーンの悩みは、婦人科と泌尿器科の境界領域にあり、女性の排尿機能に特化している必要があるため、婦人科と泌尿器科の両方の知識と技術をもったウロギネと女性の排尿トラブルを得意とする専門医師へ相談し、適切な治療をうけることが大切になります。
女性特有のトラブルで悩んでいる方々に快適な生活取り戻してもらいたい!我々、ウロギネ・女性排尿機能センターの存在価値はそこにあると思います。ぜひお気軽にご相談下さい。



なぜ亀田のウロギネ?
ウロギネを診ている病院だったらどこでもいいの?と思っている方もいるかもしれません。しかしながらアクティビティーはそれぞれの病院で違います。非常に専門的に高いレベルで行っている病院もあれば、とりあえずほそぼそと行っている病院もあります。
亀田メディカルセンターでは、尿失禁や骨盤臓器脱で悩む患者さまに専門治療を!ということで2007年5月に日本で最も早く、本格的なウロギネセンターを開設し、常に日本のウロギネをリードする立場で診療を行ってきました。2018年からボトックス療法や仙骨神経刺激などの排尿障害の先端的治療も積極的に行っています。さらに2019年からは腟の違和感や軽度の尿失禁に対する炭酸ガスレーザーを用いた最新治療も導入し、日本では数少ないフルラインナップのウロギネ治療の選択肢を有する病院です。
亀田のウロギネ・女性排尿機能センターは症例数とスタッフ数の多さと、フルラインナップな治療選択肢から患者さまに合わせたベストな選択肢を選べる利点があります。「亀田病院って有名だけど、遠いのでしょう!」という声もときに聞かれます。しかしながらウロギネ診療は、鴨川だけでなく東京(亀田京橋クリニック)、千葉・幕張(亀田MTGクリニック)などでも可能です。また、2021年6月よりオンライン診療もできるようになりました。例えば、『直接受診するほどではないが気になることがある…』、『いきなり受診は抵抗がある…』、『遠方に住んでいる…』、『地元の先生にかかっているけど専門家の意見を聞いてみたい』という方は是非、ウロギネのオンライン診療をご活用ください。亀田総合病院のウロギネ・女性排尿機能センターの専門医が、それぞれのクリニックで診療しております。
 


東京には亀田京橋クリニックがあります!
当院のウロギネ・女性排尿機能センターは遠方の方にも対応した様々な診療方法があります。本院は千葉県の鴨川市にある亀田総合病院で主に手術などを行い、外来診療は隣接する亀田クリニックで行います。鴨川市は東京都心部から直通バスで2時間程度です。
一方、東京にある亀田京橋クリニックは東京駅から徒歩6分・東京メトロ銀座線の京橋駅直結しており、東京や地方から受診する方に便利で、実際に県外の遠方から受診する患者様も多くいらっしゃいます。まさに日本の中心である東京で日本最高レベルのウロギネ診療を!そういう思いから誕生した亀田京橋クリニックのウロギネ外来です。亀田京橋クリニックのウロギネ外来では、亀田メディカルセンターと同じウロギネ専門医師による質の高い診療を提供いたします。手術が必要な患者さまに対しては亀田メディカルセンターで入院治療を受けて頂くことが可能です。是非、お気軽にご利用ください。

亀田京橋クリニックのウロギネ外来についてさらに詳しく  >>>

 
(更新日:2022.1.13)

亀田メディカルセンター ウロギネ・女性排尿機能センターについてさらに詳しく >>>
ウロギネ・女性排尿機能センターの対象疾患や治療法等に関する情報を提供しています。


ウロギネのオンライン診療についてさらに詳しく >>>
保険診療でオンライン診療が受けられるようになりました。パソコンやスマートフォンなどのオンラインでご自宅からウロギネ・女性排尿機能センターの医師へ直接ご相談が可能です。ご利用・申し込み方法など詳しくは下記の特設ページをご覧下さい。


 

診療関連トピックス

対象疾患

膀胱瘤・子宮脱・直腸瘤などの骨盤臓器脱、尿もれ、頻尿、間質性膀胱炎、腟の違和感など女性のデリケートゾーンのお悩みを対象としています。このような病気でお悩みの方は一度、ウロギネ・女性排尿機能センターに受診してみてはいかがでしょうか。また、「他の病院で子宮脱のためにペッサリーをつけているけど、一度専門家に相談したい」、 「尿もれで治療しているけどあまりよくならない」、 「お薬をのんでいるけどおしっこの近いのがよくならない」、などでお悩みの場合もお気軽にウロギネ・女性排尿機能センターにご相談ください。

1.骨盤臓器脱とは骨盤内の臓器である子宮、膀胱などが膣の方から下がってくる病気です。以前は子宮脱や膀胱瘤などといわれておりましたが、どれか一つの臓器だけがさがってくることはないのでいまは骨盤臓器脱といっております。 →骨盤臓器脱について詳しくみる(PDF形式)
2.尿失禁とは咳、くしゃみ、立ち上がった瞬間、坂道をくだるときに尿がもれる腹圧性尿失禁とおしっこが近くて間に合わないで尿もれをする切迫性尿失禁に大別されます。
3.頻尿とはおしっかがちかい病気で2時間おしっこがもたない、夜間に2回以上おしっこにいくと頻尿といえます。
4.間質性膀胱炎とはばい菌による通常の膀胱炎ではなく、「なぞの膀胱炎」とかいわれます。症状は膀胱炎のような頻尿になりますが、おしっこの検査で異常がありません。

診療実績

外来患者数
 2,851名(2021年度実績)

手術実績
 手術が必要な場合は鴨川の本院にて行っております。

 亀田総合病院の手術実績についてはこちら >>>

担当医表

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スタッフ紹介

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