人間ドック 肺CT
1.その検査をして何がわかるのか
肺がんの早期発見をすることが目的です。また、肺がんだけではなく肺気腫・肺結核等の疾患も確認することができます。
肺CTでは胸部レントゲン写真に比べ、より細かな病変をみつけることができます。また、胸部レントゲン写真ではわかりずらい心臓の裏、背中側、血管と骨の重なりなどの部位も観察することができます。
2.検査を受ける上での注意点
- ある特定のペースメーカーを装着されている場合、それが撮影範囲にあると誤動作することが報告されています。装着されている場合は検査前に医師または担当技師にお伝え下さい。
- 撮影範囲に金属等がある場合、その周囲の画質が低下します。そのため、上半身に金属類・貼り薬等何もない状態で検査を受けてください。検査中は、呼吸の息止めのアナウンスが入ります。合図に合わせて呼吸をしっかりと止めてください。息を止めていただいている時間は5~10秒程度です。検査は5分程度で終わります。
- 現在妊娠されている方または可能性のある方は検査前に医師又は担当技師にご相談下さい。