人間ドック 乳腺MRI
1.その検査をして何がわかるのか
乳がんの早期発見ができます。乳がんの中にはMRIでしか確認できないものがあります。また、乳腺MRI検査は超音波(乳腺エコー)とレントゲン(マンモグラフィ)よりも感度がよく腫瘤の存在、大きさや広がりを正確に把握することができます。
2.検査を受ける上での注意点
- 検査台にうつぶせに寝ていただき、強い磁場(磁石)の中に入り検査を行います。とても狭い筒状の中で工事現場のような大きな音がします。検査時間は30~40分程度です。
- 造影剤という薬剤を血管に入れて検査を行います。この薬剤は乳がんによく取り込む性質を持っているため、この検査では造影剤が必須となります。そのため、この薬剤にアレルギーのある方や喘息の方、腎臓の機能に障害のある方などは、リスクが高いとされており注意が必要です。事前に、医師へご相談下さい。
- 強い磁石の中で検査を行うので特殊な制限がいくつかあります。ペースメーカーを装着されている方、・脳動脈瘤クリップ等、体内に金属を埋め込んでいる方・妊娠中の方は、検査が出来ない場合もありますので医師または担当技師にご相談ください。また、現在、授乳中の方は授乳に関して制限がありますので、事前に医師へご連絡ください。
- また、金属類・電子機器等は持ち込みができません。検査前に備え付けのロッカーへお預けいただきます。検査開始前に担当技師より確認を行いますので、不明な点がございましたらお聞きください。