診療科・部門紹介 リウマチ・膠原病・アレルギー内科
診療内容
「膠原病」とは一つの病気を表しているわけではなく、免疫の異常から引き起こされると考えられている病気のいくつかを集めた総称です。顕微鏡で見ると膠原線維に炎症を起こしていることが多いので「膠原病」という名前が付きました。膠原線維は結合組織に含まれているので、最近は「結合組織病」ともいいます。関節や筋肉の慢性の病気を「リウマチ」と呼んだりするので、「リウマチ性疾患」ともいいます。
また、免疫の異常すなわち自分自身の体に対する免疫が起こってしまい「膠原病」になることもわかってきたので、「自己免疫疾患」とも呼ばれます。それぞれ少しずつ違うのですが、だいたい同じような意味です。残念ながらはっきりとした原因はまだわかっていません。広い意味では関節リウマチも膠原病に含まれます。もっとずっと広い意味の「リウマチ性疾患」には免疫の異常とは関係ないのですが、痛風も含まれます。痛風は体の中に尿酸という物質が増えて起こる、足の親指の付け根や足首の関節が痛くなる病気です。
「膠原病」はどういう臓器の病気でしょうか?
答えは全身の臓器に病変が現れる可能性がある病気、ということになります。関節リウマチは多くの場合は関節だけの病気ですが、ときには肺、腎、眼、皮膚などに病変が見つかることがあります。関節リウマチでときどき胸のレントゲン写真を撮るのはそのためです。
関節以外に病変がある場合や膠原病の場合は「リウマチ・膠原病・アレルギー内科」などの内科にかかった方がよいでしょう。そして肺なら呼吸器内科、腎なら腎臓内科、眼が悪いなら眼科、また、足底板(特製の靴底)を作るときや関節の手術が必要な場合は整形外科と共同して診療に当たります。
亀田メディカルセンターにはありとあらゆる科がありますので、どこの臓器に病気が出ても、その該当科と協力しながら治療することができます。もちろんリハビリテーション科(クリニック5階)とは常に密接な連携をとりながら治療に当たっています。「膠原病」は全身の炎症性疾患ですのでよく熱が出ます。病気の初期は症状が熱だけのこともあります。そういう場合は感染症のこともありますが、膠原病ではないかどうか調べることが必要な場合もあります。ですから発熱が原因不明のときはよく膠原病内科に紹介されることがあります。
また、免疫の異常すなわち自分自身の体に対する免疫が起こってしまい「膠原病」になることもわかってきたので、「自己免疫疾患」とも呼ばれます。それぞれ少しずつ違うのですが、だいたい同じような意味です。残念ながらはっきりとした原因はまだわかっていません。広い意味では関節リウマチも膠原病に含まれます。もっとずっと広い意味の「リウマチ性疾患」には免疫の異常とは関係ないのですが、痛風も含まれます。痛風は体の中に尿酸という物質が増えて起こる、足の親指の付け根や足首の関節が痛くなる病気です。
「膠原病」はどういう臓器の病気でしょうか?
答えは全身の臓器に病変が現れる可能性がある病気、ということになります。関節リウマチは多くの場合は関節だけの病気ですが、ときには肺、腎、眼、皮膚などに病変が見つかることがあります。関節リウマチでときどき胸のレントゲン写真を撮るのはそのためです。
関節以外に病変がある場合や膠原病の場合は「リウマチ・膠原病・アレルギー内科」などの内科にかかった方がよいでしょう。そして肺なら呼吸器内科、腎なら腎臓内科、眼が悪いなら眼科、また、足底板(特製の靴底)を作るときや関節の手術が必要な場合は整形外科と共同して診療に当たります。
亀田メディカルセンターにはありとあらゆる科がありますので、どこの臓器に病気が出ても、その該当科と協力しながら治療することができます。もちろんリハビリテーション科(クリニック5階)とは常に密接な連携をとりながら治療に当たっています。「膠原病」は全身の炎症性疾患ですのでよく熱が出ます。病気の初期は症状が熱だけのこともあります。そういう場合は感染症のこともありますが、膠原病ではないかどうか調べることが必要な場合もあります。ですから発熱が原因不明のときはよく膠原病内科に紹介されることがあります。
診療関連トピックス
対象疾患
関節リウマチ、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群、多発性筋炎、強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、ベーチェット病、血管炎症候群(大動脈炎症候群、側頭動脈炎、顕微鏡的多発動脈炎、結節性多発動脈炎など)、サルコイドーシス、リウマチ性多発筋痛症、成人Still病、RS3PE、再発性多発軟骨炎、感染症関節炎、回帰性リウマチ、痛風、高尿酸血症、間質性肺炎、各種アレルギー、不明熱、冷感による障害、アナフィラキシー
診療実績
外来のべ患者数 17,715名
入院延べ患者数 1,512名
(2022年度実績)
入院延べ患者数 1,512名
(2022年度実績)
- 疾患別症例数(2023年度実績)
-
件数 部位不明の細菌感染症 5 帯状疱疹[帯状ヘルペス] 2 リンパ組織,造血組織及び関連組織の性状不詳又は不明のその他の新生物<腫瘍> 3 その他の副腎障害 2 その他の体液,電解質及び酸塩基平衡障害 2 心不全 5 肺炎,病原体不詳 5 固形物及び液状物による肺臓炎 2 その他の間質性肺疾患 2 天疱瘡 6 じんま<蕁麻>疹 2 その他の関節リウマチ 14 結節性多発(性)動脈炎及び関連病態 8 その他のえ<壊>死性血管障害 28 全身性エリテマトーデス<紅斑性狼瘡><SLE> 10 皮膚(多発性)筋炎 10 全身性硬化症 6 その他の全身性結合組織疾患 17 その他の炎症性脊椎障害 3 軟骨のその他の障害 2 急性尿細管間質性腎炎 2 気道からの出血 2 コロナウイルス感染症2019 4 その他 26 168
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