診療科・部門紹介 遺族ケア外来

診療内容

みなさまは、ご家族、ご親戚のほか、身近な方(ペット)との死別後、悲しみ、なげきなどの感情をどのように受け止めていらっしゃいますか。見た目には問題がなさそうでも、そういった悲嘆による症状で困っている方はたくさんいます。

特に以下の項目に当てはまる方は、サポートが必要なことが多いと言われています。
  • 物事に対して、ほとんど興味がない、楽しめない
  • 気分が落ち込む、憂鬱になる、絶望的な気持ちになる
  • 誰とも会いたくない、家からほどんど外出しない
  • 寝つきが悪い、途中で目がさめる、逆に眠すぎる
  • 疲れた感じがする、気力がない
  • あまり食欲がない、食べすぎる
  • 新聞を読む、テレビを見ることなどに集中することが難しい
  • 他人が気づくぐらいに動きや話し方が遅くなる、逆に、そわそわしたり、落ち着かない
当院医師と、亀田総合病院・緩和ケアサポートチームのチャプレン()が、一緒にみなさまの心のサポートをさせていただきます。是非、お気軽にご相談ください。

また、大切な方を亡くされたとき、悲しみの中にいらっしゃるのはおひとりではないかもしれません。ご家族と一緒に受診をし、一緒に診察を受けていただいても、別々に受けていただいても構いません。ご希望に合わせて対応いたします。

なお、私達はみなさまとの対話を大切にしたいと考えており、原則おくすりの処方は遺族ケア外来以外でお願いしています。

※チャプレンの紹介
日本ではなじみが薄いですが、チャプレンとは、個人の信条・宗教によらず、生きていること自体により生じうる“根本的な苦痛やつらさ”の緩和を担当する「心のケア(スピリチュアルケア)」の専門職です。「これからどう生きていけばよいのか」と思い悩んだ時や、「今までの生き方を見直したい」と思った時などに、それらのことを一緒に考え、その人らしく生きることをお手伝いします。

遺族ケア外来 リーフレット(PDF準備中)

時間
第4土曜日 午前・午後

連絡先
0470-20-5511
※午前8:00~午後4:30
※「遺族ケア外来希望」とお伝え下さい

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