人間ドックの方 大腸CT検査のご案内

大腸CT検査(バーチャル大腸内視鏡、CTコロノグラフィ)のご案内

新型のマルチスライスCTを利用した新しい大腸の精密検査法です。
大腸内視鏡検査のように内視鏡を挿入したり、注腸造影検査のように肛門からバリウムを注入したり頻回の体位変換を必要としない、新しい検査方法で短時間に楽に大腸を高い精度で検査することが可能です。
この新しい検査を亀田メディカルセンター幕張では、人間ドックのスクリーニング検査としてすでに6,000名以上(2019年2月29日現在)の方に世界最新レベルでご提供しております。

大腸CT検査について

大腸CT検査の方法と流れ

ご来院いただいてから、クリニックで腸管洗浄液1000mlをお飲み頂き検査の準備をします。

  • 洗腸液を飲むために1時間程度を要します。
  • 洗腸液飲用終了後から1時間以上経過してから検査開始となります。

大腸CTの診断精度(6ミリ以上のポリープの患者毎精度)

感度 特異度 陽性的中率 陰性的中率
97 (100-74)% 92 (98-75)% 88 (97-64)% 98 (100-83)%
  • カッコ内は95%信頼区間。出典は、Nagata et al. Full-laxative vs. Minimum-laxative fecal-tagging CT colonography using 64-detector-row CT: Prospective blinded comparison of diagnostic performance, tagging quality, and patient acceptance. Acad Radiol 2009;16:780-789.
  • ペグシー法は、臨床試験Japanese National CT colonography Trial(JANCT)におきまして有効な腸管前処置方法として唯一採用されました。

専用の検査着に着替えます。

2. 撮影

CTの寝台に横になり、お尻から細いカテーテルを入れ炭酸ガスを注入していきます。
大腸全体にガスが行き渡ったら撮影開始します。
正確な診断をするために、2体位で撮影をします。
検査時間(CT室に入っている時間)は約10~15分で終了となります。

3. 撮影後

お尻から入れた炭酸ガスは空気の約130~150倍体内への吸収が早いといわれており、検査後お腹の張りは急速に減少します。

お申し込み方法

1日人間ドックご受診のお客様にお勧めいたします。
従来1日人間ドックご受診のお客様は、スケジュール的に大腸内視鏡検査をお受けいただくことは困難でしたが、大腸CT検査を導入することにより、大腸の精密検査をお受けいただくことが可能となりました。

人間ドック予約センター
043-296-2321
※受付10:00~16:30(月~金)
受付10:00~12:00(土)
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