当院の治療成績やデータ集計について
私たちのクリニックには電子カルテと共に不妊治療専門の記載システムを導入しています。患者さまに提供する医療は、質が高く、バラツキ少なく、また治療成績にとってプラスに働くのであれば新しいものを検証し取り入れていくことを「丁寧に」行うことを我々の企業理念としています。
医師の診療以外に卵子と精子・受精卵を取り扱う培養部門の成績管理が何より治療成績の要になってきます。当院は管理胚培養士の平岡室長率いる胚培養士チームが質の高い成績を維持してくれていますし、それぞれの部門がブラックボックスにならないように独立し品質管理担当室長の筋野が培養液の違い、手技の違い、卵巣刺激の違いなど、多種多様な項目の成績変化をリアルタイムにモニタリングしています。これから記載する成績は当院の良くも悪くも実際の成績となり来院していただく患者さまにも左右されると思いますのでご理解いただければ幸いです。最新データは定期的に更新をしていきます。まず私が赴任する前後の成績はこのような形となり新しい検査や治療(2019年8月現在、着床前スクリーング以外)が始めているので妊娠成績はやや上昇してきていますが安定しています。
文責:川井(医師)
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。