新年のご挨拶2025年(各部門より)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2025年の干支は乙巳(きのと・み)。乙(きのと)は、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく様子、新たな成長の芽吹き、柔軟性や協調性を象徴します。巳(み)は大切にされてきた神聖な生き物であり脱皮を繰り返すことで表面の傷が治癒していくことから、医療、治療、再生のシンボルともされているそうです。
努力を重ね、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展し安定させていく1年として、スタッフ一同、更に成長して参りたいと思います。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
毎年恒例になりましたが、各部門より代表して新年のご挨拶を申し上げます。

院長 川井清考

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
当クリニックは、地域医療の一翼を担いながら、プレコンセプション・不妊治療の標準化を目標とした情報発信にも力を入れて参りました。ブログ発信としては1,500件近い記事を積み重ね、今後は、より使いやすい情報プラットフォームを目指し、既存コンテンツの整理・改善にも取り組んでまいります。
また、研究・教育活動においても、院内外での発表を精力的に行って参りました。、私自身の11都道府県41回の講演に加え、医師、培養室、鴨川ARTセンター、心理室のスタッフによる52件の口演・ポスター発表など、チーム全体で年間約100件の学術発表を行うことができました。国際論文5編、国内論文3編に留まってしまったのが学術活動の反省点ではありますが、今期も無理をしすぎず学術活動・啓発活動を継続していきたいと思います。
2025年は、これまでに蓄積したデータと新たな取り組みの成果を積極的に発信し、より一層充実した医療サービスの提供と学術的貢献を目指してまいります。医師個人の力量に依存することなく、亀田IVFクリニック幕張としての総合力を高め、地域に根ざしながらも国内外に情報発信できる生殖医療施設として、さらなる発展を遂げてまいりたいと存じます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

培養室長 平岡謙一郎

培養士は人間力はもちろんのこと、高い技術力が求められます。体外受精に関する技術は日進月歩で進化・発展し続けています。2025年は最新の技術を学ぶことはもちろんのこと、これまでに変わらずにやり続けてきた技術を今一度見直して、患者様に最高の技術を提供できますよう、培養室一同精進したいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

看護室長 平尾朋子

新年あけましておめでとうございます。
看護室を代表し、日頃より当クリニックの診療にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
当クリニックの看護部門では、「自分や自分の大切な人が不妊治療を受ける際、安心して相談でき、信頼できる医療を提供する」という理念のもと、患者様一人ひとりに寄り添い、心を込めたケアの実現に努めております。昨年は、患者様が安心して治療を進められる環境づくりを目指し、スタッフの教育強化や業務改善に取り組むとともに、コミュニケーションの質を高める努力を続けてまいりました。
2025年は、患者様に寄り添いながら、不安や悩みに共感し、支えとなる看護の実践をさらに深めていくとともに、スタッフ全員が最新の知識と技術を習得し、安心して治療を受けていただける体制を整えることに注力してまいります。また、他職種との連携を一層強化し、患者様にとって最適な医療環境を提供できるよう努めていく所存です。
本年も、患者様の未来に向けた大切な一歩をお支えできるよう、看護室一同、誠心誠意取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

看護師長 中野千恵

新春のお慶びを申し上げます。
看護室では、情報提供や相談を行い、治療について納得した自己決定ができるように支援を行っております。
その中で私たちは、患者様おひとりおひとりが不安がなく、通院、治療に向かえるために、寄り添う看護を大切に日々取り組んでおります。
2025年、患者様やご家族に信頼され安心していただける医療、そして看護の質の向上を目指して、スタッフ一同、より一層努めてまいります。
寒い日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください。

事務長 石川恵

新しい年を迎えるにあたりご挨拶申し上げます。
昨年を振り返ると、元日の能登半島での想像をはるかに超えた自然災害に始まり各地での豪雨災害と、長期化するロシアのウクライナ侵攻やガザ地区の戦闘、世界各国の不安定な政治情勢やエネルギー危機など人々の生活を脅かす出来事が多く起こりました。今もなお大変な状況に見舞われている皆さまもいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げます。
このような時代だからこそ、改めて一人一人が自分で考え行動することの重要性を痛感しますし、どうしたら少しでも良い方向に向かって進んでいけるのか力が試されているような気がします。
我々も改めて、不妊症・不育症だけでなくプレコンセプションケアやノンメディカル卵子凍結をはじめ、多様な背景の患者様に満足して頂けるように、次世代の健康と幸せにつながる道を創っていくことにつながる努力を惜しまず、成長し続けて参りたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

文責:石川恵(事務長)

お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。

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