ご来院の方へ 卵子
女性の卵巣にあり赤ちゃんのもととなる細胞
卵子は新しい生命を生み出すための特別な細胞で卵巣の中にあります。卵子は発育を重ねてから排卵され、精子と組み合わさって、赤ちゃんの元となる受精卵をつくります。女性はお母さんのお腹の中にいる胎児のうちに、すでに一生分の卵子の数が決まってしまいます。卵子は年齢を追うごとに老化、減少していき、数が増えることはありません。残りの卵子の数は血液検査で大まかに調べることができます。
卵胞と卵子の構造
用語説明
生殖細胞:親の遺伝情報を伝える役割を持つ、子供を作るのに必要な細胞。
原始卵胞:分裂して卵子になる卵母細胞が入っている発達前の卵胞。
卵巣の予備能をみる血液検査:抗ミュラー管ホルモン(AMH)。あくまでも卵子の残りの数の目安が分わかるもので、卵子の質は判断できない。